はじめに|雑談が苦手な自分だからこそ気になった一冊でした。
「雑談が苦手」「会話って何を話していいかわからない」
そんな思いを抱える自分にとって、この本のタイトルはまさに刺さるものでした。
しかも著者は元グーグル社員。
「世界の一流たちは、どんな“意味のある雑談”をしているのか?」
それを知るだけでも価値がありそうだと思い、手に取りました。
本書の概要と良かったポイント
- 著者はポーランド出身で、グーグルなど外資系の経験をベースに書かれている
- 冒頭ではグーグルでの雑談の活かし方が語られ、掴みとしてとても面白い
- 「雑談は目的ではなく手段」「信頼形成の入り口」「自己開示によって距離が縮まる」など、
雑談の本質を教えてくれる考え方が多い - 雑談にもリサーチや準備が必要という視点は新鮮で納得感があった
離脱した理由|正直、自分には合わなかった
読書を進める中で、正直少しずつ「自分にはこの本、今は合ってないかも」と感じてしまいました。
なぜなら——
- 自分はビジネスマンではないため、現場で雑談を活用する機会が少ない
- 内容がやや“企業内でのコミュニケーション術”に特化していて、汎用性が低く感じた
- 書いてあることは理解できるけど、自分の生活にはピンと来ない場面が多かった
- 結果として、読書が少し“苦痛”になってしまった
ただこれは本が悪いわけではなく、
「自分の今のフェーズと合わなかった」というだけです。
途中までしか読んでいないのでそこから先には私が感じたようなことを解消してくれる内容が書かれていたかもしれません。
「それならブログに書くなよ」
と言われるかもしれませんが、読書ログとして正直な感想を記録しておきます。
本書の対象読者として向いている人
- 外資系やチームビジネスの現場で働いている人
- 雑談を使って仕事を円滑に進めたいビジネスマン
- 信頼形成・1on1・マネジメントの質を高めたい人
読んだ範囲+外部要約から拾えた学び
ちなみに、離脱したとはいえ本書の中には「なるほど」と思える視点も多かったです。
たとえば雑談を成功させるためには、
- 相手の価値観・思考・情報源を引き出すことがポイント
- 雑談で大切なのは「見返りを求めないこと」「正解を出そうとしないこと」など、
一見些細だけど実践的なマインドセットが紹介されていた。
こうしたポイントは、外資系企業などで働く人にとってはきっと日常業務の中で活かしやすい内容なんだと思います。
まとめ|読書は「離脱してもいい」
今回の読書で強く感じたのは、
「全部読み切ることが正義じゃない」ということ。
自分に合わないと感じながらダラダラと読んでいても頭に入りませんし効率が悪いです。
自分には今のタイミングでは刺さらなかったけれど、
本書が役立つフェーズの人にはきっと多くの学びがあるはずです。
また、今回のように「読んでみたけど、途中で合わないと感じた」本でも、
Kindle Unlimitedの読み放題なら気軽に手に取って試すことができるのも大きなメリット。
買って後悔する前に“読みながら判断”できるこの仕組みは、
忙しい大人にこそフィットする読書スタイルかもしれません。
興味を持った人は、ぜひチェックしてみてください。